神様の食器『おやす』

しめ飾りづくり

長野県安曇野より、こんにちは

日曜日、地区のしめ飾づくり講習会に参加し
信州で飾られる正月飾り「おやす」を作りました

しめ飾り
冬至に向けて早々に飾りました
神様の食器と言われている『おやす』

「神様の食器」と言われる稲のお飾り
藁を編んで筒状にし
そこにお供えものを入れ歳神様をお迎えします

古来より稲には「稲霊」「穀霊」が宿り
人々の生命力を強める霊力があると信じられてきました
稲⇒命の根(イのちのネ)

おやす
筒の中にお供えものをいれます
我が家では、お米とみかんをお供えします
しめ飾づくり
息子が苦戦しているところ、近くにいたおじさんが
手取り足取り教えてくれました


安曇野では現代でも昔からの風習を大切に受け継いできています
 
都会とは違って田舎暮らしだと
ご近所付き合いや地域の関わりが多くなりますが
地区の行事に参加することで
新しい世界が広がるのも楽しみの1つだと思います



ちなみに
古来の新年の始まりは冬至明け
冬至とは、新しく一年が生まれ変わる日

一年のうちで最も太陽の出ている時間が短く夜が長い日
冬至点を過ぎからは再び日が長くなることから
かつては冬至を『太陽が生まれ変わる日』として祝う風習がありました
2024年の冬至は12月21日(土)18時21分



昔からの大事な風習を未来に受け継いでいけますように!